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【白井貴子の四季食めぐり】冬、ひと手間ひと工夫で乗り切る
2017/03/20(月)シンガーソングライターの白井貴子さんが、
福井県丹南地域の伝承料理をご紹介する番組
「白井貴子のTAKUMI -匠- JAPAN こしの都 四季食めぐり」。
年4回シリーズでお送りしてきましたが、今回の冬の回が最終回となりました。
↑今回の撮影日は2月でしたが、ちょうど雪が積もり、
冬らしい1日となりました。
白井さんが雪の鯖江市河和田地区で番組のテーマソング「愛の花を咲かそう」の
ワンフレーズを歌うシーンから始まります。
↓毎回お世話になっている
河和田地区在住の山田トシさん(御歳93歳!)のおうち。
この日は、ストーブに当たりながら、冬のお料理についてお話を伺いました。
ストーブの上で焼いているのは!?
↓今回、トシさんと一緒に作るお料理は2品。
まずは「冬至なんきん」です。
かぼちゃには、冬の時期に必要なパワーが詰まっています。
↓かぼちゃ、里芋、小豆を使った「冬至なんきん」。
とっても美味しそうです。
↓続いて「たくあんの炊いたの」を作ります。
福井県民には「たくあんの煮たの」という名称の方が馴染みがあるでしょうか。
トシさんは「炊いたの」とおっしゃいます。
別名「贅沢煮」とも呼ばれるそうですね。
ひと手間もふた手間も掛けるところから、そう呼ばれているのでしょう。
古漬けになったたくあんも、すっかり美味しく炊き上げられます。
↓白ゴマをまぶして出来上がり。
白ゴマはおめでたい時、逆にお葬式など弔事には黒ゴマを使うのだとか。
「食」に思いを込める、トシさんから教わったことです。
↓完成した2品をいただく前に、白井さんがお邪魔したのは、
お隣の越前市で唯一の造り酒屋「片山酒造」です。
仕込みの真っ只中ということで、その蔵の中を見学させてもらいました。
足場が組まれた大きなタンクの中では、ちょうどお酒が段仕込みされていました。
「蒸した酒米」と、その酒米のデンプンを糖に変える「麹」、
そしてその糖を分解し増殖する「酵母」。
この3つを合わせて行き、日本酒の仕込みが行われます。
とっても奥深い世界です。
↓手間暇を掛けて作られた片山酒造のお酒を試飲させていただきました。
白井さん、どの日本酒でもテーマソングが作れそう!!と
その美味しさに、喜んでいらっしゃいました。
↓さぁ、番組の最後はトシさんと作った
「冬至なんきん」「たくあんの炊いたの」に加え、
トシさんお手製のシャケおにぎりとストーブで焼いたみかんを試食!
どれも美味しくって、白井さん、今回も感動。
トシさんとの温かい美味しいひと時は今回で最後ですが、
トシさんから教わったたくさんのことは、
白井さんや番組スタッフの心に刻まれています。
ぜひ、そんなトシさんからのメッセージを番組を通して感じ取ってくださいね。
【白井貴子のTAKUMI -匠- JAPAN こしの都 四季食めぐり】
「冬、ひと手間ひと工夫で乗り切る」
放送日時 3/18(土)・3/19(日)・3/23(木)・・・20:00
3/20(月)・・・10:00/15:00/20:00
3/21(火)・・・20:00/23:00
3/22(水)・・・10:00/15:00/22:00
3/24(金)・・・10:00/15:00/23:00
お問合せ 丹南ケーブルテレビ番組制作課 TEL 0778-51-0101