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【丹南歴史探訪】シリーズ わがまちの歴史 ~越前市味真野地区編~
2019/07/11(木)それぞれの地区の発展とともに育まれてきた 伝統や文化、風習や行事。わたしたちの暮らす地区は、これまでどのような営みを送ってきたのでしょうか?
次世代に語り継ぎたい、シリーズ「わがまちの歴史」。
今回ご紹介するのは、越前市味真野地区です。
越前市の東部に位置する味真野地区。
鞍谷川・文室川によって形成された扇状地で、その変化に富んだ地形は、特色ある産業や文化、歴史を生み出してきました。
古くは、縄文・弥生時代の石器が出土しており、集落内には古墳時代の痕跡が数多く残されています。
県内では最古の寺院跡の一つといわれる白鳳時代の野々宮廃寺、天平年間には日本最古の和歌集「万葉集」の舞台のひとつとなり、鞍谷川流域には平安時代につくられた数々の仏像群が大切に保存されています。
また人物では初代越前国守護・斯波高経や、戦国時代 朝倉氏に仕えた豪傑・真柄十郎左衛門、織田信長の家臣で府中三人衆の一人・佐々成政といった武将らの功績が語り継がれており、ゆかりの史跡や城跡が地区の歴史を物語っています。
そして、江戸時代・近代と時代の大きな流れに翻弄されながらも、自然の恵みを活かし 今日まで多くの村民の知恵と努力によって発展し、数々の伝統や風習を受け継ぐなかで特色ある生活を営んできました。
今回の「わがまちの歴史」では、味真野地区の歴史や史跡を掘り起こし 後世に残そうと活動に励む「味真野史跡保存会」の皆さんに、地区内に残る史実・伝承をご紹介いただきます。
是非ご覧ください。
【丹南歴史探訪】
シリーズ わがまちの歴史 ~越前市味真野地区編~
放送期間:7月13日(土)~19日(金)
放送時間:8時~、15時~、20時~